2 エキスパートが推奨する消耗品交換
オイルフィルター
オイルフィルターの役割
エンジン内部を循環するエンジンオイルの汚れをろ過するためのフィルターです。エンジン内部で発生するスラッジ（燃料やオイルの燃えカス）は、エンジンオイルによってオイルフィルターに運ばれ、そこで取り除かれ、エンジンオイルの性能を維持します。オイルフィルターは、エンジン内部のコンディションを良好に保つ上で、エンジンオイルと同様に重要な役割を担っています。
エンジンオイルとセットで管理
オイルフィルターはエンジンオイルの交換と同じタイミングで実施するのが正しい管理の仕方です。オイルフィルター内部にはエンジンオイルをろ過するためのろ紙が入っていますが、構造上オイルフィルターは分解できません。内部のろ紙の状態を確認することはできないため、定期的な交換とその管理がとても重要になってきます。エンジンオイルの交換時、2回に1度はオイルフィルターも同時に交換しましょう。
オイルフィルターの交換を怠ると・・・
フィルター内にあるろ紙の汚れがひどくなると、目詰まりを起こします。ちなみにオイルフィルターの内部にはリリーフバルブが備えられており、ろ紙が目詰まりを起こしてもエンジンオイルの循環だけは確保されるようになっています。しかし、ろ紙が目詰まりを起こしたままではエンジンオイルの汚れが取り除けないため、最終的にはエンジンに深刻なダメージを与えることになります。
安心・安全の認定中古車を探す