フレーム、ボディとは
フレームとは、ボディやエンジン、トランスミッション、足回りなどを支えるフレーム状の部分を指します。自動車の車台構造には大きく分けてフレームを持つタイプと、フレームがなくボディ全体で応力を受け止めるモノコックタイプがあります。フレームにははしご型、バックボーン型、マルチチューブラー型などがあり、はしご型フレームは、トラックやバス、古いタイプの乗用車、一部の四輪駆動車などに多く採用され、バックボーン型やマルチチューブラー型は一部のスポーツカーに採用されています。現在の乗用車はフレームのないモノコックタイプが主流です。
チェックポイント
- フレーム、ボディの緩み、損傷
フレームやボディが正常ではなかったら・・・
フレームは非常に堅牢で、滅多に壊れることはありませんが、事故などによる損傷や変形、腐食などがあると操縦安定性が低下したり、走行中に破損する可能性があります。モノコックの場合、ボディが損傷、変形、腐食すると美観が損なわれるだけでなく、さらに腐食が進む可能性があり、操縦安定性や快適性が低下します。また雨漏りなどの原因にもなります。